株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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人前であがらずに話すコツ

2014/06/30

カテゴリーブログ 話し方

プレゼンスキル・スピーチ研修を行っていると

必ず出るのが

「緊張してしまうが、どうしたらいいか?」

というご質問。

「私達 人前に立つ者も緊張はするんですよ。

しかし あがらないようにしています」

緊張感はとても大切なもの

しかし、あがってしまうと、頭が真っ白

どうにも自分をコントロールできなくなってしまいます。

ではどうやって「あがらない」ようにするのか?

10のポイントでご紹介

①ながら喋りをしない

姿勢がキマらないまま話し出す方はとても多いですね。

立ちながら話す、歩きながら話す行動は

気持ちの準備もキマらないまま話しているのと同じ。

②姿勢を正す

一旦前に出たら、まずは姿勢を正しましょう。

両足にバランスを均等に。

姿勢が安定することで、気持ちも安定します。

③会場を一度見渡してから話す

会場を見ると余計緊張しそう・・・

逆です。

会場を見ていないと、どのような状況か?

どんなテンションで話したらいいかわからず、余計に不安なもの。

第一声の失敗も多くなります。

④一呼吸してから話す

出来る限り大きく吸って大きく吐きながら話し出しましょう。

声は呼気にのってでます。

大きく息を吸って吐きながら話すことで声が安定します。

深く呼吸をすることで、同時に気持ちの重心も安定します。

⑤第一声は挨拶

声にもファーストインプレッションがあります。

第一声に失敗すると、相手の印象が悪いだけでなく、

自分自身の声に自分が余計あがってしまったりすることも。

失敗のないのは、思いっきり大き目に挨拶すること。

出過ぎても、挨拶ならおかしくありません。

⑥表情で余裕を演出

表情は様々なメッセージを発し、相手に印象付けます。

緊張した表情は、相手に不安をあたえるもの。

顔の筋肉もかたくなりがちですから、

表情筋をほぐし、にこやかな表情を心がけましょう。

表情が笑顔なら、緊張していてもバレません。

「もしも 途中であがりだしてしまったら?」

⑦肩の力をぬいて、お腹に力をいれましょう

気持ちがあがってきたときは、身体の重心も高くなるもの。

まずい!そう思った瞬間

お腹にグッと力をいれ、肩の力をぬきましょう。

身体の重心を安定させることで、気持ちのコントロールもつきやすくなります。

⑧呼吸をゆっくり深くしましょう

あがっている時の呼吸は浅く、ペースもはやくなります。

肩で呼吸をしているような状態です。

そんなときは呼吸をしっかり意識!

深い呼吸は、強い発声にもつながります。

⑨ペースを落とす

あがった時は、気持ちの焦りで呼吸とともに話のペースも早くなります。

考え、たて直す時間もなくなり、余計ドツボにはまります。

あがった時ほどペースを遅く。

口を大きく動かすように意識すると

筋肉の緊張がほぐれると同時に

可動域が広くなり、ペースが落ちます。

⑩「間」をしっかりとりましょう

「間」をとるのは勇気がいるもの。

しかし、あがっている時にはあえて勇気を持ちましょう。

「間」は話の切り替え、たてなおしに最も効果的な方法です。