株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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実距離=行動距離=言語距離=心理距離

2014/10/02

カテゴリーブログ マナー 話し方

同じ行動や、同じ言葉でも

 

この人だと好印象だけれど、この人だと不快

 

そんな経験、だれにでもあるのではないでしょうか?

 

それはなぜか?

 

「実距離」「行動距離」「言語距離」「心理距離」

 

が一致していないからです。

 

 

実距離とは、パーソナルスペース 縄張り意識のようなもの

 

行動距離とは、相手に対する立居振舞い、行動そのもの

 

言語距離とは、言葉づかいや話す内容そのもの

 

心理距離とは、感じ方

 

 

例えば、

 

初対面の相手が、あなたから50センチも離れていないような距離に踏み込み

 

ねえねえ・・・っとあなたの肩をたたき、

 

馴れ馴れしい友人のような言葉づかいをしたら

 

あなたはどう感じるでしょうか?

 

ビックリ!失礼な人!などと思い、不快に感じるのではないでしょうか?

 

 

これは、肯定的な表現での注意が必要なケースがあります。

 

例えば、「大丈夫!」「心配ない!」などの言葉は

 

自分が目上だと思っている相手や、

 

自己開示・相談などをしている相手から言われると

 

大きな効果を発揮しますが、

 

そうでない人から言われた場合、

 

目下に見られた 押し付けられた などと感じることもあります。

 

 

つまり、いかなる場合にも

 

実距離=行動距離=言語距離=心理距離

 

を一致させるように心がける必要があるのです。

 

 

そして、この距離感を双方同じように感じている時に

 

コミュニケーションは促進し、良好な関係を築くことができるわけですね♪