株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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受け取り(傾聴)の重要性を感じた瞬間~新入社員時代

2015/04/04

カテゴリーブログ マナー 話し方

春 新たなスタートラインに立っている皆さんも多いことでしょう。

 

今日は、私自身の新入社員研修時代の経験から。

 

 

「新卒」と言われるときは、一生に一度しかありません。

 

その時の「学び」や「経験」は、社会人の「基礎」になる大切なもの。

 

私にもそんな「基礎」の時代・経験があります。

 

 

4月 入社式後、研修がスタート

 

その企業では入社時は配属が決定しておらず、どの部署も、全く同じ研修を行います。

 

 

理念、マナー、会社理解、各部署の求められる社員像

 

そんな座学が終了すると、

 

新規事業の「企画プレゼン」と、「飛び込み営業」研修を全員が行います。

 

 

配属が決まるのは、研修終了後。

 

希望部署に入るためには、研修で良い成績を修めなければなりません!

 

 

最も苦労したのが、飛び込み営業研修です。

 

 

突然「売ってきなさい」と言われ飛び込んで行っても、どこも門前払い。

 

まるで自分自身が否定されているようで、心が折れそうになります。

 

 

何日かそんな日が続いた時、

 

あるお店で説明をする前に、お店のことを「質問」しました。

 

最初は不思議そうに答えてくださった店主の方でしたが、

 

そのうち、聞かない事までどんどん自己開示してお話ししてくださいました。

 

 

そんな中で浮かんできたのが、

 

「自分の持っている商品 ここだったらこんな風に活かしてもらえるかも?」

 

私どもでは・・・気づくと、提案型の営業をしていました。

 

営業は見事成功!

 

「ところで君は何年目なの?歳はいくつ?うちの息子の嫁にどうだろう?」

 

新入社員という私にビックリしつつ、そんなお話しをしてくださいました。

 

 

聴くことで相手の目線に立てる!

 

コミュニケーションは受け取ることから始まるんだ!

と言うことを、肌で体感した瞬間でした。

 

 

営業に限らず、コミュニケーションにおいては

 

①傾聴+②知識・内容=効果的発信 がキホン!

1スライド

これは、社内コミュニケーションでも同じことですね。

 

 

大切なのは、積極的に聴くこと!

 

 

「ハイ は言えるけれど、受け身だ」

 

「自分で全く考えず、イチから100まで全部聞いてくる」

 

これは、 先輩・上司からの悩みの言葉。

 

 

ただ言われることを「ハイ」と受け身で聴くだけでなく、

 

相手に、そして仕事に興味を持ち

 

①「質問」で学ぶ姿勢

 

②「相談」を上手にして、

 

③しっかり考えて確実に実行し、それを「報告」する

 

をしていく。この繰り返しをしっかりしていきましょう。

 

 

良いコミュニケーションは、あなた自身の良い仕事・夢の実現に不可欠!

 

 

能動的に聴く「傾聴」を意識して、①②③ステップ!

 

ステキな社会人生活を!