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ヒーロー効果~本当にスキルの高い人だけに効果を発揮する身だしなみギャップ術

2015/08/15

カテゴリーブログ マナー

映画HEROが大ヒットしてるようですね。

 

HEROの主人公の検事は、検事らしからぬ服装や振舞いで

 

相手は第一印象でビックリしますが、

 

その卓越した洞察力やスキル、ハートで最後は見事な解決!

 

そのギャップがさらにカッコよく感じる方も多いでしょう。

 

 

そのためか、若干それを真似しようとする方も。

 

ある講義でこんな若い受講生様がいました。

 

「見た目は好きにしていたって、仕事ができればいいんでしょ?

 

HEROの主人公だってそうじゃないですか」

 

 

確かにそうです。

 

しかし、そこには「条件」があります。

 

・相手を100%納得させる高いスキルがあること

 

・絶対にミスをしないこと

 

 

先日こんなことがありました。

 

ある病院で短期入院をすることに。

 

私の担当になった先生は

 

・茶髪で一見チャラく見えなくもない

 

その先生は、声も小さく、とにかく説明が曖昧。

 

私の質問にもあまりハッキリ答えてくれない。

 

しかも、処方するといった薬を忘れており、3日目にやっと処方。

 

 

もしかしたら先生は、最初から退院時処方のつもりだったのかもしれません。

 

しかし私の要望は最初から

 

「退院日までにとにかく少しでもよくなりたいので、薬がほしい」

 

かなり具体的に薬の種類まで、最初から話しておりました。

 

なのに出なかった事実を、私は「先生のミス」と捉えました。

 

 

先生を直接見ている友人に話したところ、彼女は

 

「所詮 茶髪の医師なんて大したことないんだよね」

 

先生の見た目とスキルを結びつけてそう言いました。

 

 

「見た目=身だしなみ」は、仕事の覚悟・姿勢

 

 

彼女が結びつけたことは、非常に的を射ています。

 

身だしなみを整えるという行為は、自分自身がプロとして取り組む心の姿勢の表れ。

 

身だしなみが整っていない=心の姿勢ができていない=スキルが足りない

 

となるわけです。

 

 

しかし、世の中には、こんな方もいます。

 

誰もが認めるスキルがあるからこそ

 

①戦略的に身だしなみを外して印象付ける

 

②戦略的に身だしなみを外して隠す

 

 

①は、第一印象で「え?この人が?」と思わせておいて、

 

仕事をするとビックリするような高いスキル

 

そのギャップに感動させる作戦です。

 

 

②は、周囲をたてなければならない場合、イメージの調整が必要な場合

 

身分を隠したい場合や、身だしなみをどれだけラフにしても、

 

有り余るオーラがあり、それを上手に見せたい場合など。

 

 

いずれにしても、非常に高いスキルがあってこその方法であり

 

万が一この良いギャップが伝わらなければ、ただのデキない人になる

 

そのリスクを覚悟して行うことが必要です。

 

 

このことを私は「HERO効果」と呼んでいます。

 

 

先ほども申し上げたように「HERO効果」を使えるのは、

 

・相手を100%納得させる高いスキルがあること

 

・絶対にミスをしないこと

 

そしてそれを、自分自身がそう思っているだけではダメなのです。

 

他者がそう評価しなければなりません。

 

 

あなたが、誰もが納得するだけの高いスキルを持っていて

 

ドラマドクターXの大門美知子のように

 

「ワタシ、失敗しないので」と有言実行できるくらいであれば

 

HERO効果も発揮できるかもしれません。

 

 

その自信がなく、ただのカッコつけで真似しようと思うなら

 

それはただ「自覚が足りないだけ」のNG行動。

 

 

さて、あなたはどっち?