株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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社会人のスイッチ

2015/04/01

カテゴリーブログ マナー

4月 フレッシャーズの皆さんは

 

町の中でもひときわ新鮮で輝いていますね。

 

パッと一目でわかります。

 

 

企業内の新入社員研修の参加者は、全体的に「真面目」

 

企業内にいるので、緊張感があり、

 

「余計なことは言ってはいけない!」

 

と、真面目にする もしくはフリをする意識があります。

 

 

面白いのは、公開講座などを担当した際

 

一歩会社から出て、そこにあまり同僚もいないような状況で

 

講義で自己開示をどんどん促していくと、本音がポロリ!

 

 

「会社に入ったのにまた勉強なのかと思った」

 

「すぐに好きな仕事ができると思ったのに、配属も決まらず騙されたように感じる」

 

「社会人の心得とか 仕事とは 会社の理念は・・・とか、メンドクサイ」

 

「研修よりも給料やボーナスが気になる」

 

「こんなにいっぱい研修があると思わなかった」

 

 

なるほど~今そう思っているんですね!

 

 

社会人として長年生きてきた先輩たちからしたら

 

「何言っているの?」と言いたいところ。

 

しかし、否定することでもない。

 

夢をもって入ってきたばかりのフレッシャーズのみなさんが

 

先走る気持ちがあるのも、わからないではありません。

 

学生と社会人の狭間にいる「今の目線」なのですね。

 

 

先輩や上司の皆さんにも、そんな目線だったフレッシャーズ時代はあるはずです。

 

 

私も新入社員時代、ある時先輩に

 

「まだ学生だね」と言われたことがあります。

 

何をもっておっしゃったのか?

 

その先輩は「いずれわかるから」とだけおっしゃいました。

 

自分自身が言った言葉は覚えていません。

 

しかし、その時の私は、社会人のスイッチが入っていなかったことは確かでしょう。

 

スライド

 

とはいえ、早く「社会人のスイッチ」は入れたいものです

 

しっかり研修期間に学び、配属先で学び、

 

インプットしたものをしっかりアウトプットしていきましょう

 

 

先日は、研修でこんな話をしました。

 

「ところでこの研修、一人いくらか知ってる?

 

誰が払ってる?会社だよね?

 

さらに、今 研修している間も給料はいただくよね?」

 

「当然だと思います!」

 

「そうだね。○○さんは、○○企業の大切な社員で、

 

これから活躍してもらうんだからね。

 

じゃあ、ちょっと想像してみて。○○さんが、会社を経営することになりました。

 

会社の売り上げって?コストって?・・・

 

さて、春です。何もできない新入社員がはいってきました。

 

色々教えないといけないよね。

 

研修費・給料・教育・・・」

 

「え~出せないかも・・・」

 

「ありがたいよね」

 

 

人は二度生まれる 

 

一度目は、誕生  二度目は社会人になった時

 

 

社会人の人生というのは、長いもの。

 

新社会人の皆さんが生きてきた倍 約40年。

 

これからもっと長くなるかもしれません。

 

 

その人生のスタートが「今」

 

今の学びが「礎」になるものです。

 

厳しければ厳しいほど、学べば学ぶほど 人生の応用はききやすい!

 

「今」社会人スイッチON!ガンバレ!!!

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