株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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前向きな答えを引き出したいなら「肯定質問」「未来質問」で

研修や打ち合わせで、様々なリーダーにお会いします。

 

皆様 人財育成には様々なお悩みをお持ちです。

 

 

そんな中で、

 

・部下が言い訳が多い・・・

 

・前向きな答えがなかなか出てこない・・・

 

このようなお悩みをお持ちの方は、

 

もしかすると、リーダーの質問の仕方に課題があるかもしれません。

 

 

「否定質問」「過去質問」をしていないか?

 

 

否定質問とは、「・・・ないのですか?」というように、否定形の質問

 

例えば「なぜ できないのですか?」

 

 

過去質問とは、「・・・のですか?」というように、過去に向かっての質問

 

例えば「どうして そうなったのですか?」

 

 

よく、この2つが合体した質問をするリーダーがいらっしゃいます。

 

「どうしてできなかったんだ!」 否定+過去質問

 

こう問われると、部下は

 

「~だったのでできませんでした」

 

これを聞いてリーダーは

 

「言い訳するな!」

 

部下は心の中で思います。

 

<できなかった理由を聞かれたから答えただけ>

 

 

このような質問の仕方では、相手の前向きな答えは引き出せないのです。

 

 

・否定質問は相手を委縮させる

 

・過去は変えられない

 

 

では、質問をこう変えてはいかがでしょうか?

 

「そうか、今回は残念だった。

 

 では、これからどうすればできるかな?」・・・肯定+未来質問

 

部下はこんな風に答えるのでは?

 

「今回は・・・でしたが、次回は・・・すればできると思います」

 

 

相手を変えるより、自分のアプローチを変えてみる。

 

 

実は相手に抱いている不満は、

 

あなた自身のコミュニケーションアプローチに一因があるのかもしれません。