株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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「絶対時間」と「体感時間」の違いと重要性

2014/10/05

カテゴリーブログ マナー

コミュニケーション、マナーの講義でよくするお話

 

時間には2つの時間があります。

 

それは「絶対時間」「体感時間」です。

 

「絶対時間」というのは、1分は1分、1時間は1時間

 

変わることのない流れる時間のこと。

 

これ対して「体感時間」とは? 感じている時間のことです。

 

 

例えば、皆さん

 

楽しいとき、時間があっという間に過ぎたように感じ、

 

退屈なときには長く感じて何度も時計を見る

 

なんて経験はないでしょうか?

 

これが「体感時間」です。

 

 

そして、この「体感時間」は人・立場など様々な要因によって大きく変わります。

 

 

たとえば、あなたがお店で何かを注文した際、

 

「少々お待ちください」と言って店員は準備に行きます。

 

その時のあなたはとても急いでいました。

 

このような時には、待っている時間が非常に長く不快に感じるのではないでしょうか?

 

では店員側はどうでしょうか?

 

準備をしている時間なので、「長い」とは感じていないのではないでしょうか?

 

 

このように「絶対時間」が同じでも、

 

「体感時間」にはギャップが生じることがあり、

 

そのギャップがコミュニケーションのズレとなり、

 

「クレーム」などに発展するケースもあります。

 

 

「体感時間」は常に違う!

 

相手の体感時間を意識し、配慮することは、

 

コミュニケーション・マナーでは大切なことなんですね♪