マナーは「相手目線」の引き算が肝心!
講義での質問で、「ゼロか?100か?」
をハッキリさせたがる方がよくいらっしゃいます。
その多くは上司のマナーなど他者のことが多いもの。
確かにおかしいマナーも多々ございます。
知ること 確認すること は大事
しかし、マナーは他者批判をするものや、
他者と自分を比較して優位に立つものではない
疑問に思っていること、課題を明らかにして解決することは大切なことです。
しかし、他者の粗相を指摘しない=相手を尊重し、相手に恥をかかせない
のも大切なマナーです。
時には、知っていても相手に合わせることも素晴らしいマナー。
イギリスのヴィクトリア女王が、
他国の貴族がフィンガーボウルの使い方がわからず誤って飲んでしまった際、
同じようにフィンガーボウルの水を飲んだ話はあまりにも有名ですね。
肝心なのは、正しい知識を知ったうえで、相手を尊重して引き算すること。
正しい引き算には正しい知識が必要!
なんでも簡略化しようとする昨今
しかし、正しい知識があっての引き算と、
知識が不足している引き算は、大きく意味が異なります。
マナー知識が不足した引き算(簡略化)は 自分目線の引き算
正しいマナー知識がある引き算(簡略化)は 相手目線の引き算
知識が不足した引き算は、ただ自分がそうしたいからするだけ、
知識が足りないので、上手に相手目線に立つことができません。
知識があれば、それを活かし、相手を想像し、相手の立場に立った引き算ができます。
それは、マナーだけではなく、「仕事」そのものでも同じことが言えるでしょう。
相手目線の引き算ができる知識を常に探究したいものですね♪