中京テレビ「キャッチ」様にNPO法人日本サービスマナー協会講師を代表して出演
2015/12/13
カテゴリーブログ マナー メディア掲載 言葉(敬語・日本語など)
12月11日放送 中京テレビ「キャッチ」にて
NPO法人日本サービスマナー協会を代表して
意外!年賀状の落とし穴「年賀状で大切なマナーは?」
に取材出演しました。
年賀状に関する様々なマナーについてお答えしました。
賀詞で間違いが多い「新年あけましておめでとうございます」
最近は、facebookなどの新年投稿でもよくみかけますね。
英語の賀詞 「A HAPPY NEW YEAR」
は「A」がいりません。
見逃してしまった!!!
地域外だった!!!
という方々も多いかと存じますので、
【注意したい年賀状マナー】
●賀状の基本構成は、賀詞、添え書き、年号です。
●賀詞は一つに!
添え書きの中に賀詞に使われる言葉を使うと賀詞が二つになります。
例えば、賀詞に「謹賀新年」を使い、
添え書きの文章を「あけましておめでとうございます」で始めるようなパターンです。
●「新年明けましておめでとうございます」は重複表現です。
あけましてにはすでに年があけての意味が含まれます。
新しい年 年が明けて おめでとうございますって・・・重複していますよね。
●目上に二文字の賀詞は失礼!
二文字の賀詞は、敬意に欠けます。
例えば「賀正」は、正月を祝う のみの意味で、
「謹んで~申し上げます」という意味が含まれた賀詞ではないのです。
謹んで、うやうやしくなどの意味がつくのは、四文字の賀詞。
「謹賀新年」「謹賀新春」「恭賀新年」「恭賀新春」などですね。
●忌み言葉は使わない
一般的マイナスイメージのある文字をさけて明るい表現を。
例えば、「去年」去るという言葉はNG
「旧年」「昨年」を使いましょう。
日本語は同じ物事を表すにも様々な言葉がありますから、
相応しいものをチョイスすることが大切ですね。
●句読点は使わない
「、」「。」には切るという意味があります。
そのため、新しい年の始まりに句読点は相応しくないとされます。
ちなみに、結婚式などのお祝い事にもNGですね。
●一言添える
思いを伝える挨拶状
大変ですが、一言添えると気持ちが伝わりますね。
年賀状準備のご参考になさってください。