前向きな答えを引き出したいなら「肯定質問」「未来質問」で
2016/09/28
カテゴリーブログ マナー 言葉(敬語・日本語など) 話し方
研修や打ち合わせで、様々なリーダーにお会いします。
皆様 人財育成には様々なお悩みをお持ちです。
そんな中で、
・部下が言い訳が多い・・・
・前向きな答えがなかなか出てこない・・・
このようなお悩みをお持ちの方は、
もしかすると、リーダーの質問の仕方に課題があるかもしれません。
「否定質問」「過去質問」をしていないか?
否定質問とは、「・・・ないのですか?」というように、否定形の質問
例えば「なぜ できないのですか?」
過去質問とは、「・・・たのですか?」というように、過去に向かっての質問
例えば「どうして そうなったのですか?」
よく、この2つが合体した質問をするリーダーがいらっしゃいます。
「どうしてできなかったんだ!」 否定+過去質問
こう問われると、部下は
「~だったのでできませんでした」
これを聞いてリーダーは
「言い訳するな!」
部下は心の中で思います。
<できなかった理由を聞かれたから答えただけ>
このような質問の仕方では、相手の前向きな答えは引き出せないのです。
・否定質問は相手を委縮させる
・過去は変えられない
では、質問をこう変えてはいかがでしょうか?
「そうか、今回は残念だった。
では、これからどうすればできるかな?」・・・肯定+未来質問
部下はこんな風に答えるのでは?
「今回は・・・でしたが、次回は・・・すればできると思います」
相手を変えるより、自分のアプローチを変えてみる。
実は相手に抱いている不満は、
あなた自身のコミュニケーションアプローチに一因があるのかもしれません。