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1月24日読売新聞「発言小町」取材にお答えしました

2024/01/26

読売新聞オンラインの人気コーナー「発言小町」

 

日常の様々なお悩みに、

 

一般の皆様がお知恵・ご意見を書き込んでくださる掲示板です。

 

 

その中から、今回

 

1月24日 読売新聞夕刊紙面にて、

 

「プチプレセントを贈るのは失礼?」

 

のご相談トピックスを掲載。

 

マナーのプロとしてお答えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トピックスへのレスでは、

 

受け取る側として、

 

「いらない」「もったいない」など様々な意見がでていますが、

 

ここでのポイントは、

 

①相手目線にたっているか。

 

②相場の意識。

 

③コミュニケーション、メッセージ性があるか。

 

 

①の相手目線は、

 

相手に合わせたものを想像して選んでいらっしゃいます。

 

もちろん、もらった側は実は不要な物だったということは

 

あるかもしれませんが、

 

それは、どのギフトにも発生すること。

 

まず、相手に喜んでもらいたいと選んでいる点は、

 

相手目線を考えているといえるでしょう。

 

 

②相場の意識

 

ギフトには、関係性や目的によっての「相場」があります。

 

プチプレゼントはその相場には合わないかと思いますが、

 

実は、ネット「発言小町」の元投稿には、

 

「なにかのお祝い事などには、箱入りの日本酒など、

 

 一応ちゃんとしたギフトを送ります」

 

と書かれていました。

 

大きなイベントがない旅行のお土産やクリスマスなど

 

ちょっとしたコミュニケーションとして贈るプレゼントであれば、

 

プチギフトにするのも問題ありません。

 

 

むしろ、プチプレゼントにすることで、

 

自分の思いは伝えつつ、

 

相手に負担をかけない(お返し不要)

 

ようにできます。

 

 

③コミュニケーション、メッセージ性があるか

 

遠方の方と書かれていますので、

 

実距離が心の距離になりがちな、

 

日頃お会いできない方とのコミュニケーションとして

 

贈っていらっしゃるのだと思います。

 

十分メッセージ性はあるといえるでしょう。

 

遠方の方をずっと気づかえる、人を大切にできることは、

 

素敵なことだと思います。

 

 

注意点として、

 

トピ様は、

 

「お返しは求めていないけれど、届いたよ の連絡は欲しい」

 

と仰っています。

 

誰でもそのような気持ちはあると思います。

 

特に相手とのコミュニケーションとして贈っているでしょうから、

 

何らかの言葉のキャッチボールがしたいのでしょう。

 

 

しかし、贈るのも自由なら、返事をするのも自由です。

 

マナーとしては、

 

「届いたよ。お気遣いありがとう」

 

は欲しいものですが、

 

マナーは、自分が相手目線で行うもので、

 

相手に強要するものではありません。

 

 

相場に合わないもの、ちょっとしたお土産やプチプレゼントの場合

 

「ささやかですが」「心ばかりですが」「選んだ具体的理由」

 

などを一言添えて贈ると、

 

贈った意図が伝わりやすいでしょう。