アイスランド噴火で
2010/04/26
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先週末
アイスランドの噴火で足止めになっていた
親戚が帰ってきました。
「心配かけてごめんなさいね~。」
「大変だったね。向こうでどうしてたの?」
天災などで交通手段が遮断された場合、
旅行保険などは通常適用外のため、
ホテル、食事などは全て自分もち
トイレも有料のため、
最後はトイレに行くのもなるべく我慢
帰国時は、フライトが先に回復した国まで大移動
移動交通費も自分負担のため大変な出費になったそうです
そして閉鎖解除後の空港は大混乱
なんと 空港でのチェックインは
6時間待ち
しかも、行列を作り、立ったままでの6時間
それだけで体調が悪くなりそうです
なぜ6時間も待たされたのか?
労働時間が明確に決まっているため、
たとえお客様が行列を作っていても
時間がきたらスタッフが帰ってしまうのだそう。
お客様を処理しきれないというわけです
当然チェックインが進まないため
飛行機も定刻通り飛ばず、
乗客が揃うまで 機内でも長時間待ち
日本であれば、定時運行が優先で
「有料残業」もしくは「サービス残業」
なんてことになるのでしょうが、
優先順位や労働者の立場などに
国・企業の考え方、文化の違いがあるのでしょう。
労働者の立場を守るのは大切ですが、
せめて天災の時くらい・・・
っと思うのは、日本人的な考え方なのでしょうか
ニュースで
ヨーロッパに帰れず日本で足止めになった方々のことを
報道していました。
成田空港では、
食べ物を配ったり、お風呂を無料開放したり
バスでの無料観光提供もあったとか。
帰ってきた親戚が一言
「ホントに日本はサービスがいいわね」