実距離=行動距離=言語距離=心理距離
同じ行動や、同じ言葉でも
この人だと好印象だけれど、この人だと不快
そんな経験、だれにでもあるのではないでしょうか?
それはなぜか?
「実距離」「行動距離」「言語距離」「心理距離」
が一致していないからです。
実距離とは、パーソナルスペース 縄張り意識のようなもの
行動距離とは、相手に対する立居振舞い、行動そのもの
言語距離とは、言葉づかいや話す内容そのもの
心理距離とは、感じ方
例えば、
初対面の相手が、あなたから50センチも離れていないような距離に踏み込み
ねえねえ・・・っとあなたの肩をたたき、
馴れ馴れしい友人のような言葉づかいをしたら
あなたはどう感じるでしょうか?
ビックリ!失礼な人!などと思い、不快に感じるのではないでしょうか?
これは、肯定的な表現での注意が必要なケースがあります。
例えば、「大丈夫!」「心配ない!」などの言葉は
自分が目上だと思っている相手や、
自己開示・相談などをしている相手から言われると
大きな効果を発揮しますが、
そうでない人から言われた場合、
目下に見られた 押し付けられた などと感じることもあります。
つまり、いかなる場合にも
実距離=行動距離=言語距離=心理距離
を一致させるように心がける必要があるのです。
そして、この距離感を双方同じように感じている時に
コミュニケーションは促進し、良好な関係を築くことができるわけですね♪