株式会社エクシア | コミュニケーション・マナー講師 松原奈緒美

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マナーは「相手目線」の引き算が肝心!

2015/05/07

カテゴリーブログ マナー

講義での質問で、「ゼロか?100か?」

 

をハッキリさせたがる方がよくいらっしゃいます。

 

その多くは上司のマナーなど他者のことが多いもの。

 

確かにおかしいマナーも多々ございます。

 

 

知ること 確認すること は大事

 

しかし、マナーは他者批判をするものや、

 

他者と自分を比較して優位に立つものではない

 

 

疑問に思っていること、課題を明らかにして解決することは大切なことです。

 

しかし、他者の粗相を指摘しない=相手を尊重し、相手に恥をかかせない

 

のも大切なマナーです。

 

時には、知っていても相手に合わせることも素晴らしいマナー。

 

 

イギリスのヴィクトリア女王が、

 

他国の貴族がフィンガーボウルの使い方がわからず誤って飲んでしまった際、

 

同じようにフィンガーボウルの水を飲んだ話はあまりにも有名ですね。

 

 

肝心なのは、正しい知識を知ったうえで、相手を尊重して引き算すること。

 

 

正しい引き算には正しい知識が必要!

 

なんでも簡略化しようとする昨今

 

しかし、正しい知識があっての引き算と、

 

知識が不足している引き算は、大きく意味が異なります。

 

 

マナー知識が不足した引き算(簡略化)は  自分目線の引き算

 

正しいマナー知識がある引き算(簡略化)は 相手目線の引き算

 

 

知識が不足した引き算は、ただ自分がそうしたいからするだけ、

 

知識が足りないので、上手に相手目線に立つことができません。

 

 

知識があれば、それを活かし、相手を想像し、相手の立場に立った引き算ができます。

 

 

それは、マナーだけではなく、「仕事」そのものでも同じことが言えるでしょう。

 

相手目線の引き算ができる知識を常に探究したいものですね♪