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マナー講師が感じるマナーに見える新入社員の傾向

2019/04/19

カテゴリーブログ マナー

毎年 新入社員研修を担当すると、

 

その年ごと、また近年の傾向がみえてきます。

 

それは、新卒が良い悪いではなく

 

育ってきた社会環境が出てくるものです。

 

 

➀学生時代の責任の所在は?

 

学生と社会人の違いを問う時、

 

一昔前であれば、学生時代の責任は「自分の責任」

 

という回答が多くみられました。

 

近年多くなっていたのは「親の責任」です。

 

今年は複数の研修で「学校の責任」という発言が出てきました。

 

親御様も、学校の責任を問うことが多かったのかもしれません。

 

 

②社会人の時間は?

 

学生時代の時間は、自由な時間です。

 

社会人になれば当然 仕事をする時間でありそれは「利益を生む時間」

 

でなければなりません。

 

しかし、近年「拘束される時間」との回答も多くみられるように。

 

仕事で拘束されると考えるのでしょうが、

 

若干 仕事に対してネガティブな考え方に

 

変わってきているようにも感じます。

 

 

③メール力の低下

 

SNS時代になり、さらに学校教育もタブレットなどが導入され

 

パソコンを使用することや、メールを使うことも少なくなっています。

 

そのような世代には、メールの書き方がわからない方も。

 

To,CC,BCCに関しては、わからないと答える新入社員が増えました。

 

 

④FAXは小さい頃に使ったのみ

 

FAXはわかるけれど、使ったことはない

 

もしくは 小さい頃におじいちゃんやおばあちゃんに絵などを送ったのみ!

 

そんな新入社員が大多数。

 

もう少しすると、FAXって何でしょうか?

 

となるのではないでしょうか?

 

 

⑤ビジネス文書って何?

 

プライベートで言えば「手紙」

 

しかし、手紙を書くこともめったにない世代。

 

ビジネス文書のマナーは、まったく身近な点がないもの。

 

まして、ビジネス文書で使う書き言葉の日本語表現は、

 

これまで触れたことのない言葉。

 

別世界のような表情の新入社員続出の範囲です。

 

 

⑥電話の保留ボタンがわからない

 

これも何年か前から出ている傾向です。

 

携帯電話で育った世代。

 

彼らが小さい頃には親も携帯を持っており、

 

電話は「個」にかける時代に育っています。

 

そんな世代は、電話応対もハードルが高く感じるでしょう。

 

保留ボタンがわからない方、「もしもし」と出てしまったり、

 

名乗ることに慣れない方も。

 

 

⑦言葉遣いが苦手

 

学生時代の言葉遣いから、ビジネスに即した言葉遣いへ。

 

誰しも通る道です。

 

しかし、SNSなどの端的なコミュニケーションに慣れ、

 

近くにいてもSNSを送り合うことも多い世代では、

 

リアルコミュニケーションが苦手な方も増えています。

 

正しい言葉遣いで話すためには、「アウトプットの量」が重要。

 

使わなければ向上しないものです。

 

 

⑧なんでもスマホで撮る!

 

社会人になると、「メモを取るように」とよく言われるでしょう。

 

新入社員の世代は、「写真を撮っておけばよい」「スクショしておけばよい」

 

とよく言えば効率的に、悪い言えば手抜きをしがちです。

 

中には、研修中も画面やホワイトボードを勝手にパシャリ!なんてことも。

 

なぜメモが必要なのか?

 

なぜなんでも写真を撮ってはいけないのか?

 

学生時代、自分たちの尺度では当たり前だったことが、

 

社会人になった時に、どのような問題が生じるのか?

 

具体的に教えていく必要があります。

 

 

配属された新入社員を見て、自分たちのころは・・・

 

とつい比べてしまう先輩・上司もいらっしゃるでしょう。

 

彼らの育った環境を考慮しながら、教育にあたっていただくとよいでしょう。

 

 

私ども講師も、毎年の傾向をみながら、つねに研修内容を変化させてまいります。

 

次はフォローアップシーズン

 

ちょっぴり成長し、社会人らしくなった新入社員にお会いできるのを

 

楽しみにしております。