「絶対時間」と「体感時間」の違いと重要性
コミュニケーション、マナーの講義でよくするお話
時間には2つの時間があります。
それは「絶対時間」と「体感時間」です。
「絶対時間」というのは、1分は1分、1時間は1時間
変わることのない流れる時間のこと。
これ対して「体感時間」とは? 感じている時間のことです。
例えば、皆さん
楽しいとき、時間があっという間に過ぎたように感じ、
退屈なときには長く感じて何度も時計を見る
なんて経験はないでしょうか?
これが「体感時間」です。
そして、この「体感時間」は人・立場など様々な要因によって大きく変わります。
たとえば、あなたがお店で何かを注文した際、
「少々お待ちください」と言って店員は準備に行きます。
その時のあなたはとても急いでいました。
このような時には、待っている時間が非常に長く不快に感じるのではないでしょうか?
では店員側はどうでしょうか?
準備をしている時間なので、「長い」とは感じていないのではないでしょうか?
このように「絶対時間」が同じでも、
「体感時間」にはギャップが生じることがあり、
そのギャップがコミュニケーションのズレとなり、
「クレーム」などに発展するケースもあります。
「体感時間」は常に違う!
相手の体感時間を意識し、配慮することは、
コミュニケーション・マナーでは大切なことなんですね♪