上司のマナー 部下が上司の立場がわからないのは当然です!
立場上、管理職や経営者の方とよく話をする機会があります。
そんな時、よく
・部下が動かない
・報連相が少ない
・発言や提案しない
・上司や経営者の立場がわからない
・所詮は雇われている立場だから無責任
そんな話をよく聞きます。
果たしてそうでしょうか?
確かに、あなたより
・仕事ができないかもしれません
それは部下ですから当然ですね!
あなたより出来るなら、あなたの上司になっているでしょう。
・報連相が少ない
部下の話をしっかり傾聴しているでしょうか?
「傾聴」は 目・耳・態度すべてで聴くのがキホン
「聴いているつもり」の上司は結構多いもの
・発言しない
部下の発言は未熟でしょう。当然です!あなたより経験が浅いですから。
それでも、一生懸命発言してくれたなら、一旦受け取ってみましょう。
承認がなくバッサリでは、部下は発言しなくなります。
それをうまく導いたり、気付かせるのがあなたの仕事です。
・上司や経営者の立場がわからない
当たり前です。その立場に立ったことがないのですから。
あなたに見とっては歩んできた道ですが、
部下は経験したことがない立場・世界。
上が下を想像し、下に降りていき、引っ張っていく。
それがリーダーの役目です。
・所詮雇われているから無責任
果たしてそうでしょうか?
私にもOL時代がありました。未熟ながら、会社の発展を考えていました。
未熟=無責任ではありません。
確かに、経営者ほど考えられません。経営者ではありませんから。
もしくは、部下は「立場をわきまえているつもり」いるだけで、
あなたには物足りなく、そう受け取れることもあるかもしれません。
理想の上司はフラット
私がこれまで出会ってきた「成功者」「信頼されるリーダー」の共通点です。
部下・年下に対しても、同じようにフラットな目線で接する。
相手を承認し、相手の話を先入観なく聴き、
そこから学び、気づくことができる方々です。
部下は自分の鏡
もしかしたら、あなた自身が
・部下が動けなくしている
・部下が報連相できなくしている
・発言できなくしている
・部下の立場をわかろうとしていない
・無責任だと決めつけている
のかもしれません。
「部下を承認し、部下の話を聴く」これはもっとも大切な上司のマナーですね。