受け取り(傾聴)の重要性を感じた瞬間~新入社員時代
春 新たなスタートラインに立っている皆さんも多いことでしょう。
今日は、私自身の新入社員研修時代の経験から。
「新卒」と言われるときは、一生に一度しかありません。
その時の「学び」や「経験」は、社会人の「基礎」になる大切なもの。
私にもそんな「基礎」の時代・経験があります。
4月 入社式後、研修がスタート
その企業では入社時は配属が決定しておらず、どの部署も、全く同じ研修を行います。
理念、マナー、会社理解、各部署の求められる社員像
そんな座学が終了すると、
新規事業の「企画プレゼン」と、「飛び込み営業」研修を全員が行います。
配属が決まるのは、研修終了後。
希望部署に入るためには、研修で良い成績を修めなければなりません!
最も苦労したのが、飛び込み営業研修です。
突然「売ってきなさい」と言われ飛び込んで行っても、どこも門前払い。
まるで自分自身が否定されているようで、心が折れそうになります。
何日かそんな日が続いた時、
あるお店で説明をする前に、お店のことを「質問」しました。
最初は不思議そうに答えてくださった店主の方でしたが、
そのうち、聞かない事までどんどん自己開示してお話ししてくださいました。
そんな中で浮かんできたのが、
「自分の持っている商品 ここだったらこんな風に活かしてもらえるかも?」
私どもでは・・・気づくと、提案型の営業をしていました。
営業は見事成功!
「ところで君は何年目なの?歳はいくつ?うちの息子の嫁にどうだろう?」
新入社員という私にビックリしつつ、そんなお話しをしてくださいました。
聴くことで相手の目線に立てる!
コミュニケーションは受け取ることから始まるんだ!
と言うことを、肌で体感した瞬間でした。
営業に限らず、コミュニケーションにおいては
①傾聴+②知識・内容=効果的発信 がキホン!
これは、社内コミュニケーションでも同じことですね。
大切なのは、積極的に聴くこと!
「ハイ は言えるけれど、受け身だ」
「自分で全く考えず、イチから100まで全部聞いてくる」
これは、 先輩・上司からの悩みの言葉。
ただ言われることを「ハイ」と受け身で聴くだけでなく、
相手に、そして仕事に興味を持ち
①「質問」で学ぶ姿勢
②「相談」を上手にして、
③しっかり考えて確実に実行し、それを「報告」する
をしていく。この繰り返しをしっかりしていきましょう。
良いコミュニケーションは、あなた自身の良い仕事・夢の実現に不可欠!
能動的に聴く「傾聴」を意識して、①②③ステップ!
ステキな社会人生活を!