料理もマナーも
2013/05/12
カテゴリーマナー
お仕事でご一緒させていただいた有名シェフ
「調味料の量は 」「火加減は 」・・・っと伺うと
答えは 「ちょうどいい加減 」
「ちょうどいい加減」なんて言われてもわからない
そう言いたくなりますが、
その言葉には深い意味があります。
シェフのお父様は海外から日本にいらっしゃった方
いっこうに料理が上手くならない弟子に
「あなた・彼女・つくる・今」
っと指導されていたそうです
「あなたは、彼女に美味しいと言ってもらえる料理を
今 作ってみなさい。それが‘‘料理’’です」
美味しいの基準はそれぞれ。
とくにシェフの四川料理は、唐辛子や山椒の辛さが特長。
数字で示されたレシピがすべてとは限りません。
相手を想像し、相手に美味しいと言ってもらえる料理
お料理のレシピと同じように マナーもマニュアル化され
お辞儀は15度、30度、45度
電話の取次ぎは30秒以内
など「数字」で表されることが多々あります。
数字で表す
メリットは 不変の表現で「わかりやすく明確に伝わる」
デメリットは 「カタチが先行してしまいがち」
シェフが伝えたかった お料理に最も大切なこと は
そのまま「マナー」にも当てはまります
私も講師として、それをしっかりお伝えしていかなければ